医療産業を構成する要因は一般に4Pと呼ばれています。すなわち、Patients(患者)、Provider(医師を中心とする医療提供者)、Pharmaceuticals(製薬会社や医療機器会社)、そして、Payer(社会保険や国民保険などの医療保険支払者)です。しかし、日本においては、国策による国民皆保険のため、実質的にPayerは国であり、ご存知のようにその負担額は年間30兆円を超えています。
このような医療環境の中で、弊社の活動する舞台はProviderとPharmaceuticalの分野です。Providerの分野においては、調剤薬局を中心として安全な薬剤の服用方法や薬剤情報伝達を臨床薬剤師から提供いたします。薬剤師の仕事は医療の派手な部分ではありませんが、処方箋記載事項の詳細な確認・照会を実施し、治療の重要な部分である安全な服薬に貢献しています。Pharmaceuticalの分野においては製薬会社における製品戦略立案支援や人材支援をコンサルティングベースで実施しております。弊社はこのような活動を通じてPatients(患者さん)の治療に直接的または、間接的に貢献することを基本理念としています。
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